【通訳案内士試験】日本史を攻略する3つの勉強法 - ぱんだららの旅と節約と通訳ガイドを目指すブログ

【通訳案内士試験】日本史を攻略する3つの勉強法

通訳ガイド試験の日本史攻略方法通訳ガイド
ペッチー
ペッチー

僕も、2018年度の試験では、日本史だけ不合格だったんだ。
歴史はそんなに嫌いじゃないんだけれどな。

自分で採点した限りでは62点で、あと少しだったからとても残念!

 
シルビー
シルビー

日本史って範囲が広くて、どう勉強していいか分からないわ。

ペッチー
ペッチー

僕が翌年に合格するためにした勉強法を教えるよ

通訳ガイド試験の日本史問題はよりマニアックに

通訳案内士の日本史問題、本当に難しいですよね。

確かに言われているように、歴史の問題は、以前と比べて難問になったと思います。
私が、2016年に受けた時の日本史は正直、簡単でした。

その時の試験内容は、まさに、日本史!という感じの質問で、きちんと基礎を抑えた日本史の勉強をしていれば、中学生向けの教科書くらいで十分合格出来るレベルだったと思います。  

なぜなら、問題がそもそもひねくれてない。
これはなんですか、とか誰がどこで何をしましたか、と問題も短い。
そう、2016年の試験は、普通の日本史の試験でした。  

それが、2018年の試験となると、コロッと内容が変わっています。
この写真のお寺はどこでしょう、という簡単な問題は圧倒的に減りました。  
この場所に関する1から4の文章で正しいのはどれでしょう、と写真を見ただけでは答えは分からず、さらに長い文章を読まなくてはいけなくなっています。

それもまたマニアック・・・  
ここで、試されているのは、いかにガイドとして日本史を案内出来るか、かもしれませんね。

なぜなら、この写真の場所はどこでしょう、くらいなら観光に来る前の旅行者でも、ガイドブックで調べられますが、わざわざ来てガイド付きで観光するのは、その場所の詳しいことが知りたいから。

そこで誰が何をしてどうなったか、確かにガイドしては知っておかなくてはいけないですね。  
そんな事は知るわけもない!無理!と言いたくもなる問題もありますが、すべての問題がそこまで難問というわけでもありません。  

中には写真をみただけで答えられる質問もあります(歴史ではなく地理なのでは?というものも)。

そういう問題を絶対落とさなければ、後の難問は半分答えられれば合格も不可能ではないと思います。  

そのために私がしたのは、

  1. 日本史図録を見てまずはいつ、誰がどこで何をしたのかの基礎を抑える
  2. 4拓問題を間違わなくなるまで何度も繰り返す
  3. 観光地に興味を持つ(自分が案内する気持ちで歩くことを想定する)

という3点でした。詳しく説明していきます。

日本史図録で基礎を抑えよう

元々、日本史の基礎が出来ている人は良いのですが、すっかり日本史のことなんて忘れてしまっているという方には日本史図録を見ることをお勧めします。  

やはり文章で見るより、図で見る方がイメージが湧いて頭に入ってきやすいです。
別にどこの図録でも良いと思うのですが、私が使ったのは本屋で見て気に入った、下の山川出版社から出ている『諸説 日本史図録』でした。  

どの時代に何があったかも詳しくまとめてくれているので参考書等を順に見ていくよりは私には理解しやすかったです。 歴史背景が分かると覚えるも楽になりますね。

  山川 詳説日本史図録 第8版 日B309準拠 [ 詳説日本史図録編集委員会 ]
価格:946円(税込、送料無料) (2020/5/29時点) この日本史図録を使いました。写真が多く使われていて、見ているだけでも楽しいです。

4拓問題で何度も繰り返し練習

机に向かって勉強、ばかりでは時にしんどくなってしまいませんか?

そんな時におススメなのが、ゲーム感覚で勉強できる教材を活用する方法です。

パソコンでもスマホのアプリでも歴史の4拓問題、と探せば結構色々と出てきます。  

ゲーム感覚で、100点が取れるようになるまで何度も私は繰り返し練習しました。
続けるのは苦手な私ですが、ゲーム的なものは好きなので、 意地になって何度も繰り返し行っているうちにかなり点を上げる事が出来ました。  

 パソコンでも無料のものがありますが、圧倒的に問題数が多く細かいところまでカバーしているのが山川のアプリです。
スマートフォンアプリとタブレットアプリがあります。

山川のアプリ・電子書籍

観光地を案内してみよう

実際に観光地を歩いて案内出来ればそれに越した事はないですが・・・    
それはさすがに無理とは言え、今はバーチャルで色々練習することが出来ます。

ガイドになれば、行った事のない場所も、何度も行っているかのごとく案内しなくては いけなくなるので、今から慣れておくと良いですよ。    
私はGoogleMapを使って、バーチャルウォークすることが多いのです。


実際、初めて海外添乗する国などは、必ず事前に案内する道をGoogle Mapで歩いていました。    

では、一体何を案内しながら歩けば良いのか・・・色々調べなくてはいけません。
何から案内すれば良いか分からない時はテレビの旅番組を見ましょう!!


基本的な案内から、結構マニアックなことまで色々興味深い情報が得られます。    
自分がガイドしている気分になると更に説明ポイントが見えてくるので良いですね。  

<おすすめのテレビ番組> →→→部分的にならYoutubeでも見れるかも!?

歴史秘話ヒストリア 色々な視点から細かく歴史を検証してくれているので面白いです

ブラタモリ かなりマニアックな事も出てきますが、知識にはなりますね

大河ドラマ 知らない人が出てくるたび、つい家系図を調べてしまいます

その時歴史が動いた(番組終了)  

NHKが多いですね。でも、民放でも結構歴史番組は放送しているので、 普段から歴史番組を見る習慣にしておけば、試験だけではなく将来のガイディングに 役に立つと思います。  

私が試験直前に見た番組は「お坊さんバラエティ ぶっちゃけ寺」 日光編でしたが、 ここで見ていたことが2019年の試験問題に役に立ちました。

まとめ

他の教科にも言えることですが、通訳案内士試験は、教科書を使って勉強するだけでは、受かりにくいものだと、特にここ数年の試験問題を見ていると思います。  

色々な知識を混ぜ集めて(時に地理も歴史も語学試験でさえ混じっていますが)、 最終的にガイドとして活躍出来る知識があるか、を問われている気がします。  
学校の先生になるわけではないので、お客様を楽します事の出来る小ネタ!は たくさんあった方が良さそうですね。

短期間の試験対策では要点をまとめないといけないので難しいですが、長期に取り組む方は参考にしてくだされば幸いです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました