KANSAI THRU PASSなら京都や神戸へも!どれくらいおトクになる? - ぱんだららの旅と節約と通訳ガイドを目指すブログ

KANSAI THRU PASSなら京都や神戸へも!どれくらいおトクになる?

関西パス通訳ガイド
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シルビー
シルビー

関西に遊びに来る外国人の友達をいろんな場所に連れていってあげたいわ!でも、交通費が結構かかるのよね・・・

ペッチー
ペッチー

それならKANSAI THRU PASS を利用すると良いよ!関西地方の地下鉄、私鉄、バスが一定料金で乗り放題になるんだ!施設への割引もあってかなりおトクだよ♪

関西地方には、京都の古都の風情や大阪の活気あふれる街並みなど、多彩な魅力が詰まった人気の観光地が多くあります。人気の関西地方への旅行を計画している外国人旅行者は多く、短い期間で出来るだけ多くの名所を訪れたいと考えているでしょう。

しかし、関西とひとことに言っても範囲は広く、行きたいと思う観光地も離れた場所にあるかもしれません。これらの地域を巡る際には、交通費が思いのほかかかってしまうことが悩みの種です。また、限られた日数でいかに効率的に巡るか移動手段の選択は旅行の成功に欠かせない要素となります。

そこで、外国人旅行者にとって強い味方となるのが「KANSAI THRU PASS」です。このパスを利用すれば、京都をはじめとする関西の主要な公共交通機関を乗り放題で使うことができ、旅行のコストと時間を大幅に削減することが可能になります。

しかし、実際にどれくらいの節約が見込めるのか、そしてどのような人に特におすすめなのかは、あまり知られていません。この記事では、KANSAI THRU PASSの購入条件やおすすめする理由、さらには実際にどれくらいおトクになるのかをモデルルートを使って検証します。関西地方への旅行を計画している外国人を案内する場合は、ぜひKANSAI THRU PASSの魅力をアピールしてみてくださいね!

KANSAI THRU PASSの購入条件とおすすめする人は?

KANSAI THRU PASS を買えるのは誰?

KANSAI THRU PASSは、観光を目的として日本を訪れる旅行者のみが購入できる特別なチケットです。KANSAI THRU PASSを購入するには、以下のいずれかの条件を満たす必要があります。

※ご購入は1名につき3枚まで(団体購入は除く)
*異なるチケットの組み合わせは可能です。

1.海外から短期滞在の在留資格で来日する外国人観光客。
2. 海外在住の日本人(海外永住者または永住カード保留者。※本人確認書類の提示が必要)
3. 上記1、2に該当する人の案内人として同行する人(上記1、2の該当者との同時購入が必要)

KANSAI THRU PASS はどこで買える?

KANSAI THRU PASSは、関西国際空港や大阪の主要な鉄道駅、観光案内所など、関西スルーパス取扱店で購入することができます。
※韓国、台湾、香港、タイなど海外の旅行代理店でも購入が可能です。

関西ツーリストインフォメーションセンター 関西国際空港 9:00~19:00 年中無休       
ツーリストインフォメーションなんば9:00~19:00 休日1/1・1/2
阪急ツーリストセンター大阪梅田8:00~19:00 年中無休 
大阪観光案内所8:00~20:00 年中無休 

※パスポートの提示と申込書の記入が必要
※小児用PASSの購入の際は、お子様のパスポートの提示が必要。小児用PASSでPASSゲートを通過するとチャイムが鳴ります。

KANSAI THRU PASSは下記ホテルでも購入が可能です。(ホテルにご宿泊のお客様に限り)
・シェラトン都ホテル大阪
・フレイザーレジデンス南海大阪
・ホテル・ザ・フラッグ
・神戸ポートピアホテル

KANSAI THRU PASSの種類

お得なKANSAI THRU PASSには2dayと3dayの2種類があり、旅行の日程や訪れる予定の場所に応じて、最適なタイプを選択することができます。

種類   有効期間         特徴
大人料金 
小人料金
2日間パス2日間(非連続使用可能)・2日間の利用が非連続でも可能    
・観光施設の割引や特典あり
・利用日を自由に選べる
4,480円2,240円 
3日間パス3日間(非連続使用可能)・3日間の利用が非連続でも可能
・観光施設の割引や特典あり
・利用日を自由に選べる
5,600円2,800円
KANSAI THRU PASSの種類と料金

有効期間内であれば、連続しない日でも利用が可能です。(例:3日間パスの場合、月・水・金)
※始発から終電までが1日となります。(利用開始時刻から24時間ではありません)

Kansai Thru Passの購入をおすすめするのはこんな人!

KANSAI THRU PASSは、関西地方の複数の観光地を効率的に巡りたい外国人旅行者におすすめです。特に、交通費を節約しながら自由な旅行を楽しみたい方や、公共交通機関を頻繁に利用する予定のある方には非常に便利です。

1. 複数の観光地を効率的に巡りたい方: 関西地方には京都、大阪、神戸、奈良など、数多くの魅力的な観光地があります。これらの地域を短期間で効率的に巡りたい方には、Kansai Thru Passが最適です。乗り放題の利便性を活かして、時間を無駄にすることなく、充実した旅行を楽しむことができます。

2. 交通費を節約したい方: 関西地方の公共交通機関は非常に便利ですが、利用するたびに料金がかかります。Kansai Thru Passを利用すれば、一定期間内であれば何度でも乗り放題となるため、複数の観光地を巡る場合、大幅な交通費の節約が期待できます。

3. 初めて関西地方を訪れる方: 初めての関西旅行では、どのように移動すれば良いか迷うことも多いでしょう。Kansai Thru Passを持っていれば、迷ったときにも気軽に電車やバスに乗ることができ、ストレスなく移動を楽しむことができます。

4. 自由な旅行スタイルを好む方: 事前に厳密なスケジュールを立てずに、その日の気分や天候に応じて行き先を決めたい方にも、Kansai Thru Passはおすすめです。乗り放題の特典を活用して、柔軟な旅行プランを実現することができます。

5. 地元の生活を体験したい方: 関西地方の魅力は、有名な観光地だけではありません。地元の人々が利用する電車やバスに乗って、普段の生活を垣間見ることも、旅の醍醐味の一つです。Kansai Thru Passを使えば、地元の人と同じように移動しながら、より深い文化体験ができます。

KANSAI THRU PASSの購入をおすすめする3つの理由

KANSAI THRU PASSは、交通費の節約、移動の利便性、さらには観光施設やショッピングでの特典など、関西地方の観光をおトクに楽しむための魅力的な選択肢です。外国人専用のこのパスを活用すれば、京都や大阪などの人気観光地を効率的かつ経済的に巡ることができますよ!

交通費の節約!一枚で関西の主要エリアを自由に移動

KANSAI THRU PASSを持っていれば、関西地方の地下鉄、私鉄、バスを乗り放題で利用できます。京都や大阪をはじめ、神戸や奈良などの観光地への移動もスムーズに行えるため、複数の観光地を巡る旅行プランに最適です。これにより、通常の切符を都度購入するよりも大幅な交通費の節約が見込めます。

※JR線を除きます。利用可能な電車・バスはKANSAI THRU PASS のページ内にある地図でご確認ください)。

便利な乗り放題!バス・電車を使いこなして効率的な観光

KANSAI THRU PASSは、乗り放題の利便性により、効率的な観光が可能になります。計画したルートから少し外れた観光地にも気軽に足を延ばすことができ、思いのままに関西地方を探索できます。また、乗り換えの際に切符を購入する手間が省けるため、移動中のストレスも軽減されます。

特典満載!観光施設の割引やショッピング特典も

KANSAI THRU PASSを利用すると、提携している観光施設やショップでの割引や特典が受けられます。これにより、京都の寺院や大阪の水族館などの入場料が割引されたり、お土産を購入する際にお得になるなど、旅行のさまざまな場面で節約が可能になります。

あべのハルカス入場料10%割引
奈良国立博物館一般展示100円引き
京都国立博物館・八坂の塔団体料金が適応
平安神宮神苑拝観料50円引き
姫路城西御屋敷跡庭園 好古園20%割引
早駒運輸株式会社 神戸シーバス神戸港クルーズ 乗船料30%引き
神戸市立 森林植物園10%割引
ドン・キホーテ10,000円(税抜)以上お買い上げの場合、非課税率最大10%+5%OFF。
KANSAI THRU PASSの割引や優待例

KANSAI THRU PASSでどれだけおトクになる?モデルルートで検証!

KANSAI THRU PASS 3-Dayを使ったモデルルート

外国人観光客に人気の関西での過ごし方として、以下の4日間のモデルルートを考えてみましょう。
関西空港に到着後、難波に3連泊して大阪・神戸・京都・奈良を訪れるルートです。滞在3日目は大阪で1日過ごすため、KANSAI THRU PASSの使用はしていません。

1日目: 関西空港到着→難波のホテルにチェックイン→三宮→難波 (パス利用)

2日目: 難波→京都市内観光(清水寺、金閣寺、嵐山など)→難波 (パス利用)

3日目: ユニバーサルスタジオジャパンで1日滞在&大阪市内観光 

4日目: 難波→奈良市内観光(東大寺、奈良公園、春日大社など)→関西空港から出発 (パス利用)

実際の交通費との比較

1日目:関西空港→難波 ラピート(乗車券+特急券): 930円520円
    難波→梅田(地下鉄):240円 x 2 =480円
    阪神梅田駅→神戸三宮:330円 x 2 =660円

2日目:難波→梅田(地下鉄):240円 x 2 =480円
    阪急大阪梅田→烏丸(阪急):410 x 2 =820円
京都市内(バス):230円 x 4 =920円

4日目:難波→奈良(近鉄):680円 x 2 =1360円
    奈良市内(バス):220円 x 2 =440円
    難波→関西空港(南海ラピート)(乗車券+特急券):930円520円

合計 7,020円 (1,420円のおトク)※赤文字の特急券は別途要

この通り、これだけでも十分おトクなのですが、京都や奈良で別のバスや鉄道に乗車したり、または滋賀や和歌山まで足を伸ばすことも可能です。遠くへ行けば行くほどおトクになりますね。
また、毎回チケットを購入する手間も省けるのでとっても楽です。

KANSAI THRU PASSでの旅行のまとめとおすすめポイント

KANSAI THRU PASSは、外国人旅行者が京都や大阪などの関西地方を効率的かつ経済的に巡ることができる優れものです。このパスの利用により、交通費を節約しつつ、バスや電車を乗り放題で利用できるため、時間とコストの両面で大きなメリットがあります。特に、複数の観光地を巡る予定のある外国人旅行者にとっては、Kansai Thru Passは欠かせないアイテムと言えるでしょう

さらに、観光施設の割引やショッピング特典などの付加価値も魅力的です。モデルルートでの検証からも明らかなように、KANSAI THRU PASSを活用すれば、同じ予算でより多くの観光地を訪れることが可能になります。

関西地方の豊かな歴史や文化、グルメを存分に楽しみたい外国人旅行者にとって、このパスはまさに必携のアイテムと言えるでしょう!訪日外国人を案内するガイドであれば一緒にパスを購入することができるのもありがたいですね!フリーで関西を訪れる外国人観光客を案内するときは、ぜひKansai Thru Passを活用して効率的でお得に関西を案内してあげてください!

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