外国人の友達に奈良を案内しようと思うんだけれど、どこへ行けば迷っているの。
奈良には魅力ある寺院やがたくさんあるからね。奈良で行くべき場所をまとめたので気になる場所を探してみて!有名観光地だけではなく、穴場スポットも集めたよ!
古都の誇りを感じられる奈良。歴史と文化が交差し、美しい自然が広がる奈良は、外国人観光客にとっても夢のような場所となっています。しかし、奈良には見どころが多すぎて、限られたスケジュールの中でどこを案内すれば良いのか迷ってしまうこともありますよね。
外国人の方に奈良について聞いてみると必ずと言ってよいほど返ってくる答えが「鹿と会える場所」!奈良と言えば奈良公園の鹿!というくらい鹿が有名になっていますが、他にも奈良には訪れてもらいたい穴場スポットがいっぱい!
私自身、ガイドとして奈良観光を考える上で、外国人観光客に奈良を心から楽しめるような情報を届けたいと思っています。鹿との触れ合いも楽しみながら、歴史ある寺院を巡ってもらい素晴らしい仏像や建造物を鑑賞してもらいたい!
外国人観光客に奈良の魅力をもっと深く知ってもらいたいけれど、どこへ案内すればいいのか分からない、という悩みに応えるためにこの記事では外国人観光客におすすめしたい人気の奈良観光スポットを集めてみました。外国人観光客に人気の奈良の観光スポットだけではなく穴場の観光地も紹介しているので、新たな奈良を発見してもらいましょう!
滞在日数や交通手段によって行く場所を分けてくださいね。また、違う季節によって楽しめる奈良の行事も紹介しています。外国人観光客に奈良を案内する時にはぜひ役立ててください!
歴史ある奈良を楽しむ:外国人観光客を絶対に案内したい名所の数々
奈良は日本の歴史の中でも極めて古い時代から続く歴史的な場所であり、奈良時代(710年から794年)には日本初の本格的な都が築かれました。その遺産は、美しい仏像や風格ある寺院、歴史的な史跡として今もなお息づいています。
奈良の歴史巡りはまるでタイムトラベル。歩くたびに過去の面影に触れ、その重厚な歴史に思いを馳せることができるでしょう。
東大寺(Todai-ji temple)
歴史的な奈良を代表する観光地として、まず挙げられるのが「東大寺」です。この寺院は国宝に指定された世界最大の木造建築物で8世紀初頭に聖武天皇によって創建されました。奈良時代の仏教の栄華を象徴する存在であり、国宝や重要文化財が多く保存されています。本堂内には、高さ約15メートルの大仏(Vairocana Buddha)が鎮座し、その威容は圧巻です。大仏は聖武天皇の国家統一と平和を祈るために建立されました。東大寺は数度の火災や自然災害に見舞われながらも、歴史の中で復興され、その堂々とした建築と美しい庭園で観光客や信仰者を魅了しています。
華厳宗大本山 東大寺 https://www.todaiji.or.jp/
住所:奈良市雑司町406-1
最寄り駅:近鉄奈良線「奈良駅」徒歩約20分
拝観料:大人 800円 小人 400円
興福寺(Kofuku-ji temple)
法相宗の大本山である興福寺は710年に藤原不比等によって前身である山階寺から現在の場所に移されました。その後、数度の火災や戦乱に見舞われながらも、歴史を刻み続けています。国宝に指定されている五重塔や三重塔が連なり、仏教寺院の荘厳な雰囲気が漂います。6本の腕と3つの顔を持つ阿修羅の像は有名。
法相宗大本山 興福寺 https://www.kohfukuji.com/
住所:奈良市登大路町48番地
最寄り駅:近鉄奈良線「奈良駅」徒歩15分
拝観料:大人 700円 中高生 600円 小人 300円
唐招提寺 (Toshodai-ji temple)
南都六宗の一つである律宗の総本山で、759年に多くの苦難を乗り越えられた鑑真和上の私寺として始まりました。鑑真は仏教の日本伝来に大きな影響を与えましたが、その中でも唐招提寺での教えは非常に重要な一歩となっています。奈良時代建立の金堂、講堂は現在でも当時の姿を残しており、歴史を残す大切な場所として貴重な伽藍となっています。金堂には高さ3mを超えるご本尊の廬舎那仏像が祀られています。
唐招提寺 https://toshodaiji.jp/
住所:奈良市五条町13-46
アクセス:近鉄奈良線「西ノ京駅」 徒歩10分
拝観料:大人 1,000円 高校生 400円 中学生 300円 小学生 200円
正倉院 (Shoso-in)
ここは、古代シルクロードの東に最も遠い最後の中継地でした。正倉院には、インドやペルシャから遠く離れた日本にもたらされた素晴らしい宝物が数多く保管されています。シンプルでありながらも堅牢なあぜくら造りの屋根(三角形の丸太を組み合わせたもの)は、印象的な建築物です。
古代の旅人たちが通り抜けたこの場所には、歴史と宝物が息づいています。正倉院を訪れることで、遠い異国の文化がどのように日本に根付いていったのかを感じることができます。ぜひ、シルクロードの最後の中継地であるこの場所で、古代の輝かしい宝物たちに触れ、その歴史の一端を垣間見てみてください。
正倉院 https://shosoin.kunaicho.go.jp/
住所:奈良県奈良市雑司町406−1
アクセス:近鉄奈良線「奈良駅」徒歩20分
拝観料:無料 月曜日から金曜日まで(休日等を除く)
薬師寺 (Yakushi-ji temple)
薬師寺は法相宗の大本山で白鳳時代680年に天武天皇によって皇后(後の持統天皇)の病気平癒を祈願するために建設が始まりました。697年に持統天皇の時代に完成しており、当時その大伽藍は「龍宮造り」と呼ばれるほど国内で一番の壮麗さを誇っていました。金堂の中には、国宝である薬師三尊像が祀られています。
730年に建設された高さ34m東塔は各層に裳階(もこし)と言われる小さい屋根があるため六重に見えますが、三重塔です。創建当初から残っている東塔は優れた木造建築の技術を示しており、日本でもっとも美しい塔として知られ、国宝に指定されています。
お写経道場では気軽に写経体験をすることも出来ますので、日本ならではの体験をしてみたい外国人観光客におススメしてみるのも良いかもしれませんね。
薬師寺(Yakushi-ji) https://yakushiji.or.jp/
住所:奈良県奈良市西ノ京町457
アクセス:近鉄奈良線「西ノ京駅」 徒歩1分
拝観料:大人 800円 中高生 500円 小学生 200円
春日大社 (Kasuga Taisha Shrine)
春日大社は平城京が創建された時と同時に建てられ、日本で最も強力な一族であった藤原氏の氏神でもありましたが、現在は「夫婦円満」と「縁結び」の神様として知られています。春日大社は、伊勢神宮と同じように、何世紀もの間、20年ごとに式年造替されてきました。全国およそ3000社の春日神社の総本社でもあり、多くの重要文化財の建築物があります。
無料で拝観できる拝殿の先には、有料の奥の院があります。ここでは社殿を間近に見ることができます。最も奥に位置するのが本殿で、複数の社殿があり、春日様式の神社建築の特徴である前面に傾斜した屋根が印象的です。春日大社は藤が有名でゴールデンウィークの頃に訪れると境内各所に美しく咲き誇る藤の花を楽しむことができます。また、約3ヘクタール(9,000坪)の春日大社の萬葉植物園園内には萬葉園・五穀の里・椿園・藤の園があり、藤の季節には20品種・約200本の藤がたのしめます。
春日大社(Kasuga Taisha)https://www.kasugataisha.or.jp/
住所:奈良県奈良市春日野町160
アクセス:近鉄奈良線「奈良駅」徒歩25分
拝観料:御本殿特別参拝 500円 萬葉植物園 大人:500円 小人:250円
奈良国立博物館 (Nara National Museum)
奈良国立博物館は、奈良公園内にある美術館で日本の仏教美術をメインに展示しています。1889年に設立され、古い建物を残しつつ、地下通路で新しい館に繋がっています。
新館と旧館の両館では、飛鳥時代から鎌倉時代にいたる優れた仏像群や絵画、掛け軸、儀式用具などが展示されています。圧倒的な数を誇る所蔵品の数々は、年に4回程度展示物の入れ替えを行い展示されています。新館では秋には「正倉院展」などの企画展も開催され毎年大変な人気を集めています。入館券で両館にアクセスでき、館内では英語の解説も用意されていますよ。奈良の歴史と美術に触れながら、心地よい時間を過ごしてもらいましょう。
奈良国立博物館 https://www.narahaku.go.jp/
住所:奈良市登大路町50番地
アクセス:近鉄奈良線「奈良駅」徒歩約15分
観覧料金:大人 700円 大学生 350円
法隆寺 (Horyu-ji temple)
聖徳太子は斑鳩の里に亡き父・用明天皇のために神殿を建てることを決意し、607年に法隆寺が完成しました。
法隆寺地域には、おおよそ48もの仏教建造物が広がっているのですが、そのうちいくつかは7世紀末から8世紀初頭のもので、世界で最も古い木造建築の一つとして残っています。これらの建物は、中国の仏教建築や配置が日本の文化に溶け込んだ素晴らしい例で、美術史的にも宗教史的にも重要です。
法隆寺 http://www.horyuji.or.jp/
住所:奈良県生駒郡斑鳩町法隆寺山内1の1
アクセス:JR「法隆寺駅」徒歩約20分
拝観料:大人 1,500円 小学生 750円
奈良の自然を楽しめる場所:外国人観光客にとっても憩いの場
奈良公園(Nara Park)
可愛らしい鹿たちと共に歩くことができ、奈良の歴史的なスポットが広がる自然公園。
奈良公園クイックガイド https://www3.pref.nara.jp/park/
アクセス:近鉄奈良線「奈良駅」徒歩約10分
若草山(Mt. Wakakusa)
東大寺の裏手から山道が整備されてえいる若草山。途中の展望台からは平城京跡を一望することができます。山道をゆっくりハイキングして楽しむことも出来ますが、奥山ドライブウェイを利用すれば車で登ることも可能です。
春には桜が一面に咲き乱れる若草山はピクニックスポットとしても人気があります。東大寺の二月堂や三月堂にも近く、自然と歴史を楽しむことが出来る場所です。
若草山 https://www3.pref.nara.jp/park/item/2585.htm
吉野山 (Mt. Yoshino)
吉野山では春になると、3万本以上の桜が山一帯を美しいピンク色に彩ります。下千本、中千本、上千本と、各エリアには異なる見どころが広がっています。特に下千本は吉野駅からのアクセスが良く、全山で最も見事な桜が楽しめる場所です。
桜や紅葉を満喫するなら、吉水神社や花矢倉展望台からの眺めが最高です。また、山頂近くにある吉野水分神社には、美しい庭園が広がっており、特にしだれ桜が目を引きます。
吉野山は2004年に「紀伊山地の霊場と参詣道」としてユネスコの世界遺産に登録されました。標高は350メートルで、途中には多くの店があり、ゆったりとしたハイキングコースが楽しめます。四季折々の美しい自然と歴史が織りなす吉野山は、心地よい観光スポットとしておすすめです。
吉野山 https://yoshinoyama-kankou.com/
アクセス:近鉄吉野線「吉野駅」
藤原宮跡 (Fujiwara Palace site)
藤原宮は日本で初めて建設された本格的都城。規模は東西5.3km、南北4.8kmで、その中心部に藤原宮があり天皇の住まいで内裏や、天皇が儀式や政治を行った大極殿跡がありました。現在は季節ごとに菜の花やコスモス、キバナコスモス、ハスなど色とりどりの美しい花を楽しむことができます。
藤原宮跡 https://www.city.kashihara.nara.jp/soshiki/1021/1/2/5/3873.html
アクセス:JR 「畝傍駅」・近鉄「畝傍御陵前駅」・近鉄「耳成駅」から徒歩約30分
奈良の穴場スポットの発見:時間に余裕があるときに
奈良には知る人ぞ知る、観光地としてはあまり知れ渡っていないがゆえに魅力満点の穴場スポットが点在しています。これらの場所を巡ることで、奈良の歴史や自然、文化に触れ、観光地だけでは得られない新たな発見が待っています。有名な観光スポットだけでなく、地元の穴場スポットも余裕があれば案内してみましょう!
石舞台古墳 (Ishibutai tumulus)
巨石30個が積み上げられた6世紀頃に造られた石室古墳で日本最大級の大きさを誇ります。天井の石が平なことから石舞台と呼ばれるようになりました。石の総重量は推定2,300トンと言われており、石室の長さは19.1m、玄室は高さ約4.7m、幅約3.5m、奥行き約7.6mあります。
この巨大古墳は誰のために造られたのか未だ謎に包まれていますが近くに屋敷があったことから蘇我馬子のものではないかと推測されています。
石舞台古墳 https://www.asuka-park.jp/area/ishibutai/tumulus/
住所:高市郡明日香村島庄254番地
アクセス:バス停「石舞台」徒歩3分
入場料:大人 300円 高校生~小学生 100円
秋篠寺(Akishino-dera temple)
大規模な寺院ではありませんが、美しい庭園や趣ある建物があり、静かな時間を過ごすのに最適な場所です。山門からの参道は苔に覆われており、「苔の寺」として知られています。特に春から夏にかけては美しい苔を見ることができます。
秋篠寺
住所:奈良市秋篠町757
アクセス:近鉄大和西大寺駅北口より 押熊行バス6分「秋篠寺」下車すぐ
拝観料:大人 500円 中学生 200円 小学生 100円
長谷寺 (Hase-dera temple)
真言宗豊山派の総本山で686年に創建されました。日本最大の観音像がご本尊で、観音様は「源氏物語」や「枕草子」にも登場します。また、早朝から夕方まで読経の声が聞こえてくることから「僧侶の息づく寺」や「読経の漂う寺」とも呼ばれています。
長谷寺では1年を通じて様々な花が楽しめ、特に6月頃に咲くアジサイが見事なことから花の寺にも選ばれています。
長谷寺 https://www.hasedera.or.jp/
住所:奈良県桜井市初瀬731-1
アクセス:近鉄大阪線「長谷寺駅」徒歩約15分
拝観料:大人 500円 小学生 250円
橿原神宮 (Kashihara Jingu Shrine)
開運厄除、五穀豊穣、商売繁盛のご利益があると言われている神社。明治23年に創建された神社で、日本において初代の天皇である神武天皇や皇后である姫踏鑪五十鈴姫命(ひめたたらいすずひめ)皇后が祀られています。
橿原神宮 https://kashiharajingu.or.jp/
住所:奈良県橿原市久米町934
アクセス:近鉄南大阪線「橿原神宮前駅」徒歩約10分
拝観料:無料
信貴山 朝護孫子寺 (Mt. Shigi Chogosonshi-ji temple)
信貴山 朝護孫子寺 https://www.sigisan.or.jp/
谷瀬の吊り橋 (Suspension bridge of Tanise)
奈良県十津川村にある長さ297メートル高さ54メートルの生活用としては日本一長い鉄線の吊り橋です。1954年に村民たちの力で架けられました。揺れる橋を渡るのはスリル満点で、まるで空中散歩をしている気分を味わえますよ!また渓谷に沿って連なる山々や足元には十津川の美しい景色を楽しむことができます。
谷瀬の吊り橋 http://totsukawa.info/joho/kanko/
柳生の里 (Yagyu village)
柳生の里 https://www.yagyukanko.com/
室生寺 (Murou-ji temple)
女人禁制の高野山に対し、女性の参拝が古くから許されてきたことから「女人高野」と呼ばれています。花の寺としても知られており、春の桜やシャクナゲ、秋の紅葉が有名です。
室生寺 http://www.murouji.or.jp/
住所:宇陀市室生78
アクセス:奈良交通バス「室生口大野駅」~「室生寺前」 室生寺前バス停下車、徒歩約5分
入山料:大人 600円 小人 400円
奈良の地元グルメを堪能するならここ!
奈良観光は美味しい食べ物も欠かせません。奈良漬や精進料理など、地元の味を楽しんでみましょう。
ならまち散策
ならまちは奈良時代の元興寺や興福寺の旧境内地に多くの人が中世以降に住んだことから社寺と一緒に発展した地区です。町の中には古代~中世の寺院の痕跡が残っています。古い歴史や伝統が残るならまちで地元の素材を使用した美味しい和スイーツなどを楽しんでみましょう。
わんず・はーと・かふぇ ならまち店
奈良の食材をふんだんに使ったカフェです!大正時代を意識した和のインテリアが特徴。「わんずはーとのごはん」が店の一押しメニュー
住所:奈良県奈良市高畑町1028-7
HP : https://onesheartcafe-naramachi.com/
鹿の舟-くるみの木
観光案内所の「繭(まゆ)」、食堂「竈(かまど)」、カフェ「囀(さえずり)」が一緒になった複合施設です。食堂では伝統的なかまどで作った炊き立てのごはんと奈良県産の旬の食材を使用した食事を楽しむことができます。
住所:奈良県奈良市井上町11番地
HP : https://www.kuruminoki.co.jp/shikanofune/
萬御菓子誂処 樫舎(かしや)
旬の素材の味を引き出したお菓子、季節を味わうお菓子など最高の素材から作り出す和菓子を楽しむことができます。夏は特にかき氷が人気!ふわふわの氷に濃い抹茶と白玉だんご、あずきに寒天が入っています。
住所:奈良市中院町 22-3
HP:https://www.kasiya.jp/tenpo/
東大寺門前夢風ひろば
東大寺門前にあり、地元奈良をはじめとする飲食・物販11店舗からなる総合的な施設です。コンセプトは”なら・食と生活文化の発信”!大人気の大仏プリンも購入可能です。
HP:https://www.yume-kaze.com/
外国人観光客も一緒に楽しめる!奈良の祭りや伝統行事への参加
奈良では年間を通じてさまざまな伝統行事が行われています。例えば、春のお水取りや若草山焼きなどに参加して、地元の文化に触れてみましょう。
若草山焼き https://www3.pref.nara.jp/yamayaki/
東大寺修二会(お水取り) https://www.todaiji.or.jp/annual/event/shunie/
バサラ祭り http://www.basaramatsuri.com/top.html
平城京天平祭 https://tenpyosai.jp/
奈良観光の魅力を余すことなく:外国人のためのまとめガイド
奈良観光は歴史、文化、自然が一体となった素晴らしい経験をすることが出来る場所。奈良公園の鹿とのふれあいはもちろんのこと、美味作ってもらうことができます。
この記事では、奈良の代表的な観光名所から穴場スポット、奈良のグルメを堪能できる場所、そして季節ごとの奈良の行事を紹介しました。
日本を訪れる外国人観光にぜひ古都奈良の魅力を伝えていきましょう!
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