留学先での滞在方法「ホームステイ・寮滞在・シェアハウス」って?特徴とメリット・デメリットを紹介 - ぱんだららの旅と節約と通訳ガイドを目指すブログ

留学先での滞在方法「ホームステイ・寮滞在・シェアハウス」って?特徴とメリット・デメリットを紹介

語学留学の滞在先留学
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語学留学をする先は決まったのだけれど、初めての外国暮らしで住む場所が心配だわ。滞在先はどこにしたら良いかしら?

シルビー
シルビー

はじめての滞在先は語学留学を成功させる上でとっても重要になる項目だからね。自分に合った場所を慎重に探そう!もちろん、留学後でも合わない場合は変更可能よ!

語学留学の行先や時期が決まったら、次はどこに住むか、悩みますね?外国での初めての暮らし、想像もつかず、どんな感じかと思っている方も多いのではないでしょうか。

滞在先としては、寮・ホームステイ・アパートなどが考えられますが、どこを選ぶのが良いでしょうか。

私の家族は、私を含め、姉・妹・母がそれぞれ語学留学をしています。滞在先も寮・ホームステイ・アパートと色々と住みましたので、その時の経験をお伝えいたします。

短期間の語学留学を考えている方に、滞在先を選ぶ手助けになれば良いと思います。

語学留学の滞在先は誰が決めるの

語学留学のプログラムに参加する場合は、たいてい留学エージェントが最初に決めている場合が多いです。プログラムに必ず滞在先が書かれているので、説明会に参加した時にきちんと滞在先については聞いておく方が後々揉めなくて済みます。

留学プログラムによっては、寮に住むかホームステイをするか選ぶこともできる場合もあるので確認が必要です。また、どうしてもアパートを自分で借りて暮らしたい場合は、必ず留学エージェントに事前に相談しておきましょう。

私の母は、カナダ・オーストラリア・イギリス・ニュージーランドにシニア留学しましたが、カナダとイギリスでは寮に滞在、オーストラリアとニュージーランドではホームステイをしています。また、一緒に行ったグループの方の中には自分でアパートを借りていた人もいたそうです。

語学留学で寮に住む利点と欠点

夏休みなどを利用して短期の語学留学をする場合、一番勧められるのが寮への滞在です。なぜなら通常の学生たちが夏休みでいないので、部屋が空いているからですね。

寮に住む利点

学校に併設された寮に住むのは、語学留学をする上で多くの利点があります。色々な経験を積むという意味でもとても役に立ちます。

教室や施設まで近いので便利

寮は構内にある場合が多いので、どこへ行くのも大変便利です。教室だけではなく、カフェテリア、リフレッシュルーム、体育館、ブックストア・売店へも徒歩ですぐ行くことができるので時間をたっぷり使えます。夜遅くまで図書館で勉強するということも可能ですね。

カフェテリアのミールプランがついているので食事の心配がない

寮に住んだ場合、食事はたいてい学校内のカフェテリアで食べることになります。朝・昼・夜すべてセットになったミールプランに入ることが多く、自分で食事の用意をする心配がありません。また、カフェテリアはビュッフェ形式のところが多いので、好き嫌いがあったとしても心配しなくて良いですね。

世界中からの友達が出来る

寮の部屋が1人部屋でない限り、ルームメイトができます。また、部屋以外にもリフレッシュルームやカフェテリアがあるので、自然と外国人と話す機会が多くなります。たくさんの仲間ができるのも寮に住む利点ですね。

寮に住む欠点

楽しいことがたくさんある一方、寮にすむ欠点もいくつかあります。

シャワー・トイレが共用

寮ではシャワー・トイレが共用となります。男女別でないところもまだまだ多くあります。シャワーは仕方ないとしてもトイレは自分の部屋にあれば、と思ってしまいますが、トイレ付の寮はなかなかありません。

また、シャワーが共用となるので、毎回部屋からシャンプー・リンス・ボディソープなどのアメニティ一式を持って行かなくてはいけないのも不便ですね。パジャマも必要です。私が寮に住んでいた時は、バスローブを着て歩く人を廊下でよく見かけました。

ルームメイトは選べない

寮の部屋は、1人部屋・2人部屋・大部屋と分かれます。2人以上の場合は、ルームメイトがいるのですが、基本的には誰がルームメイトになるのかは選べません。現地の学生かもしれないし、別の国からの留学生かもしれませんし、他の日本人留学生かも知れません。

仲良くなれれば最高ですが、どうしても仲良くなれない人もいます。狭い部屋の仲の良くない人と一緒に暮らすのはかなりストレスになりますね。また、外国人がルームメイトの場合、文化の違いにとまどうかもしれません。

夜寝る時間が違ったり、朝起きる時間が違ったり、聞く音楽の趣味が違ったりすると不満が貯まってくることもあります。どうしても合わない場合は、留学エージェントのサポートセンターに連絡して部屋を変えてもらうことも必要ですね。

貴重品の管理が大変

寮の部屋の入り口にはもちろん鍵はついていますが、通常、寮の部屋の中に金庫はありません。海外留学ということで、パスポート・現金・クレジットカード・携帯など多くの貴重品を持っていっているので、どこにしまっておこうか迷いますね。

ルームメイトやその友達を疑いたくはないですが、何か物がなくなってしまうのは嫌なものです。貴重品は自己管理なのでしっかりと保管しておく必要があります。

貴重品をしまっておく一番良い場所はスーツケースの中です。しっかりとした鍵を掛けられるものにしましょう。また、スーツケースにしまっていても完全に安全というわけではないので、なるべく大金は持たないようにする方が良いですね。

語学留学でホームステイをする利点と欠点

少し都会から離れた場所にある大学、またはオーストラリアやニュージーランドではホームステイを紹介されることが多いです。

ホームステイをする利点

ホームステイは普通の海外旅行でホテルで宿泊するのとは違い、現地の生活をするという貴重な経験をすることができます。それ以外にも、ホームステイをする利点はたくさんあります。

ホストファミリーと長く付き合うことができる

語学留学でホームステイをすると、たくさんの思い出と経験を残すことが出来ます。また、一生続く家族ぐるみのお付き合いができるかもしれませんね。

私の母はニュージーランドとオーストラリアでホームステイをしましたが、休みの日には近くの公園に連れていってもらったり、買い物へ行ったり、家族同様に扱ってもらったようでした。20年近く経った今でもホストファミリーとは手紙の交換しています。

現地の暮らしを体験することができる

ホームステイをすると実際に現地の家に住むことになります。海外旅行をしたとしても、なかなか一般の家に入ることはできませんね。家の造りなど、日本の家との違いを知ることが出来てとても面白いです。大きな冷蔵庫だったり、広いリビングだったり、最初のうちは驚かされることも多いです。

また、外国人の暮らしそのものを間近で見ることが出来るので、日本の文化との違いなども分かります。母がニュージーランドでホームステイをした時は、オールブラックスのラグビーの試合の時は町から人がいなくなり、家でホストマザーと一緒に観戦するのが習慣になったと言っていました。

ホームステイをする欠点

では、ホームステイをする欠点はなんでしょうか。すべてが上手くいけば良いのですが、合わないこともあるので事前に欠点も知っておきましょう。

食べ物が合わない

ホームステイをする場合、食事はホストファミリーが用意することが多いです。食べ物の嗜好が合えば良いのですが、肉食中心で米文化のない欧米等では食事が合わないことも多いです。

また、料理が大好きで毎日作ってくれるホストファミリーもいれば、全く料理をせず食事はすべて冷凍食品という家庭もあります。こればかりは実際に住んでみないと分からないのですが、当たりはずれはあります。

私の母がニュージーランドでホームステイをした時は、料理好きのホストマザーで食事には困らなかったものの、ご飯を炊く習慣がなかったので、自分で時々鍋でご飯を炊いていたそうです。

生活習慣や性格が合わない

寮のルームメイトもそうですが、やはり合わない人はいるもので、人間関係で揉めることもあります。また、生活習慣もあまりに違う人とは一緒の部屋で暮らすわけではないものの、やはり食事をしたり長く一緒にいるのは辛いものですね。

生活習慣や性格が合うかは一緒に住んでみないと分からないですが、勉強に差し支えるほどのストレスが溜まるようであれば、やはり留学エージェントに連絡して早めに変更してもらうことも必要です。

語学留学でアパートでシェアハウスをする利点と欠点

1ヵ月ほどの短期間の語学留学でアパートを借りて住む人はあまりいないかと思いますが、滞在期間が長くなってくると寮やホームステイ先から出て、仲良くなった友達とアパートを借りて住む人も出てきます。

日本では学生のアパート暮らしというと1人暮らしが多いですが、海外ではアパートを何人かで借りてシェアハウスするのが一般的です。

私も最初は寮に住んでいましたが、途中から友達と一緒にアパートを借りて住むようになりました。自分たちでアパート借りて暮らすと制限などなく自由に暮らせますが、その分契約や住む準備などなんでもしなくてはいけなくなってくるのが大変です。

アパートでシェアハウスをする利点

自分の好きなように暮らせる

アパートに住むのは、普通に自分で暮らすということなので、寮やホームステイ先で暮らす時のような細かい制限がありません。好きな時に好きなものを食べ、もちろんシャワーやトイレも自分たちだけで使えます。

寮に住むときはルームメイトを選べませんが、アパートなら仲の良い友達と一緒に住めるため、ルームメイトやホストファミリーとのいざこざもなく、人間関係の問題でストレスが減ります。家具も自分たちで好きなものをそろえることができますね。

アパートでシェアハウスをする欠点

ただし、アパートを借りるということは、自分たちでなんでもしなくてはいけません。基本的には、留学エージェントも手伝ってくれません。

アパートの部屋の契約や家具の購入など

いちから部屋を借りる場合は、まず部屋の契約が必要となります。住みたい部屋を見つけてきて、不動産業者や大家さんと家賃などについて交渉が必要となります。また、ベッド・机・照明器具・テレビ・台所用品など、部屋の家具も家電もすべて自分で揃えなくてはいけません

買い物に自分で行かなくてはいけない

最初の家財だけではなく、日々の買い物も自分でしなくてはいけません。日本のように交通網も発達しておらず、すぐ近くにコンビニやスーパーがない環境では、車がないと生きていくことができません

私もアパートに住み始めた頃は毎回知り合いに買い出しに連れて行ってもらっていましたが、やはり好きな時に好きなものを買いにいけないのは辛かったです。

アパートに住むのは、費用もかなり掛かるので短期の語学留学だとあまりおススメできませんね。1年以上の留学であれば、考えてみても良いかと思います。

語学留学をする際に、滞在先をどこにするかはとても大切

1ヵ月ほどの語学留学とは言え、海外で実際に暮らすとなると滞在先を決めるのは、その留学自体が成功するかどうかを決める大切な要素となります。

滞在先が寮なのかホームステイ先なのか、または自分でアパートを探すのかは、留学の説明会の時にしっかり確認しておきましょう。それぞれに利点と欠点があるので、いろいろ比べてみて、自分に一番合った生活環境を見つけることが大事です。

留学で知り合ったルームメイトやホストファミリーは一生付き合える人となるかもしれません。素敵な滞在先と素敵な出会いがあると良いですね!

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