
今回は、2013年7月に行ったアイルランドのレポートです。※シルビーの旅日記をリライトしています。

機会があれば、ぜひゆっくり訪れてみたいなぁ!
アイルランドはどんな国?
初アイルランドです
アイルランドはどんな国なんでしょう?
緑が多くて、ビールがおいしくて、妖精に会える国?
ワクワクします
いや、実は全然勉強していないので、内心不安です
今回は6日間という、凄く短いツアーなんですが、これまたエミレーツ航空なので、滞在時間はわずか2日半大忙し、ですね~。
少し、アイルランドについて勉強してみましょう!
正式国名:アイルランド(Ireland)またはアイルランド共和国
首都:ダブリン
人口:490.4万人 (福岡県の人口くらい)
面積:70,273km2 (北海道が83,457km2)
言語:ケール語/英語
通貨:ユーロ

エミレーツ航空でダブリンへ
飛行機はドバイで乗り換え
大阪からの直行便は出ていなので、エミレーツ航空に乗ってまずはドバイに向かいます。
エミレーツ航空はゴールドカードになっちゃいました!エミレーツ航空には「ブルー」「シルバー」「ゴールド」「プラチナ」の4つの会員ランクがあり、それぞれのランクで特典を受けることができます。
「シルバー」会員以上の嬉しい特典は、ドバイ空港での待ち時間に、空港ラウンジで過ごせること!ちなみに、ゴールド会員だと、日本出発時も、「サクララウンジ」が使えるんですよ!
ドバイ空港のビジネスクラスラウンジは、とっても豪華!!
軽食やスイーツ、おつまみが用意されているのはもちろんのこと、ドリンクメニューも豊富で、バーカウンターではお酒も飲むことも!他にもアイスクリームバーがあったり、コーヒーカウンターで淹れたてのコーヒーを作ってもらえたり!もちろん、全部無料です!個人旅行で訪れた際は、ゆっくり過ごせますね♪


他にも、シルバー会員以上になると、ボーナスマイルがもらえたり、受託手荷物許容量が増えたり、事前の座席指定が無料で出来たり、優先登場手続きをしてもらえたり、とにかく特典がいっぱい!
シルバー会員になるためには、1年に2回くらいエミレーツ航空を往復利用しなくてはいけませんが、マイレージ会員になっておくのは無料なので、利用する前には必ず作っておきましょう!
乗り換えて、アイルランドの首都ダブリンへ!
さて、ドバイ空港でゆっくり過ごした後は、乗り換えていよいよアイルランドの首都、ダブリンへ!
大阪からドバイまでが約11時間。ドバイからダブリンまで約8時間!!長い旅お疲れ様でした~!!
着いたらすぐホテルでお休み♪
クロンマクノイズの修道院跡
翌日1番に訪ねたのは、クロンマクノイズ(Clonmacnoise)!
ここはアイルランドの中部にあるアスローンという町の近くにある修道院跡。
6世紀半ばに建てられた教会で、7世紀から13世紀までのあいだ、初期キリスト教の中心地として栄えた場所なんですね。
16世紀には、英国軍によって破壊されてしまったのですが、現在でも、大聖堂、9つの教会、2つの塔、3つのケルト十字といった遺跡が残っています。
まずは、展示エリアに入ってみましょう。
オリジナルのハイクロスは展示エリアに
アイルランドの十字架は、柱頭の十字を「円環」で繋いだ特徴があるか「ケルト十字架」と呼ばれるもので、ほとんどが屋外に建てられています。
人より高いものもあるので、ハイクロスと呼ばれているのですね。
クロンマクノイズでも、元々は外にあったハイクロスですが、保存するために、今は展示エリアの中に置かれています。外にあるハイクロスはレプリカです。



聖書の十字架
高さ4メートルの、ハイクロスの中でも、とっても美しいもので、クレア砂岩に彫られています。十字架の表面は、パネルになっていて、キリストの一生のシーンが描かれています。
サウスクロス
9世紀頃の作品と言われていて、キリストの磔のシーンが描かれています。
ノースクロス
3つの現存する十字架の中で一番古く、石灰岩のシャフトと砂岩の土台だけが残っています。装飾は、ケルトの狩猟と豊饒の神であるシャフトが描かれています。
王の埋葬地であったクロンマクノイズ
クロンマクノイズは、タラ王やコンノート王といった、東西の高貴な王の埋葬地であり、アイルランド最後の王、ロリーオコナー(Ruairí ÓConchúir)も10世紀に大聖堂に埋葬されています。




7つの教会の1つ、大聖堂
クロンマクノイズ最大の教会で、909年頃に建てられました。西の出入り口は最近修復されたばかりで、ささやきのアーチと呼ばれる北の出入口は15世紀半ばに修復されています。現在、教会内で見られる墓のほとんどは、17世紀半ばに大聖堂を再建したコグラン家のものです。


フィンギン教会とマッカーシーの塔
12世紀に造られたロマネスク教会と丸い塔です。


クロンマクノイズ修道院の場所
クロンマクノイズ修道院は、シャノン川のほとりののどかな場所にあります。ここは、アイルランド中部を通る東西の主要な陸路が、南北を流れるシャノン川と交差する重要な場所でした。


ゴールウェイの町を探索
次に訪れたのは、アイルランドで4番目に大きなゴールウェイの町。ケルトの文化が色濃い町です。


アイルランドに現存する一番大きな教会、聖ニコラス教会
旧市街の中心にあるアイルランド教会の聖ニコラス教会はアイルランドに現存する一番大きな中世の教会。
1320年に建てられ、その後200年に渡って増築されました。





アイルランド名物の昼食
アイルランドの名物ってなんでしょう?飲み物なら、黒ビールのギネスがありますね。
お食事は、素朴なものが多いです。こちらは、牛肉を使ったギネスシチュー。ギネスビールで煮込んでいるので、お肉が柔らかくて美味しいです!お野菜たっぷりなのも嬉しいですね。
今回、お食事をいただいた場所は、夜はライブ会場になる場所みたいで、アイルランドの歌を歌っていただきました!




巨人のテーブル/バレン高原


バレンというのは、不毛の地という意味なんですが、たしかにだだっ広い高原が延々と広がる感じ。標高は300mくらいで、カルスト台地なんだって。
可愛らしいお花などは見る事が出来ますし、珍しい野生動物もいるので、自然の宝庫とも呼ばれているところ。
そんなバレン高原の中には、数々の遺跡があるのですが、有名なのが、『巨人のテーブル』と呼ばれている岩!ほんと大きいですねえ!いったい誰が何のために、ここに石を置いたのでしょう。




この遺跡が作られたのは、紀元前、約3800年~3200年ごろとされています。どうやらお墓、だったみたいですね。
破滅の崖?!モハーの断崖
バレン高原の南東端にある、モハーの断崖。アイルランド語では、『破滅の崖』って意味になるらしいです。
崖の一番高いところ(オブライエン塔)は、海から214mもあるそう。アイルランドでは有名な素晴らしい眺望を眺められる場所で、晴れた日には海の向こうに、アラン諸島を見る事が出来るらしいんだけれど、あいにくの曇り・・・


オブライエン塔は、円形の石造りの塔で、1835年に観光客の為に建てられたそうです。


アイルランドで最も美しい村と言われる「アデア村」
次に向かったのは、『アデア(adare)村』。
ここは、茅葺屋根の可愛い家が並んでいて、アイルランドで最も美しい村と言われています。
19世紀の雰囲気が残る町並みが良いですね!
レストランやショップになっている建物もありますよ。


花も咲いていて、綺麗ですねえ。
のんびり散策やショッピングを楽しみましょう!




本日の昼食は、イギリス名物のフィッシュ&チップス!
白身魚のフライとポテトなんですが、アイルランドでも有名です!


首都ダブリンへ
アイルランド最古のトリニティカレッジ
さて、最後は首都ダブリンに戻ってきました!ここで訪れたのは、『トリニティカレッジ図書館』です。
ただの図書館じゃないですよ。
アイルランドに現存する最古の国立大学の中にある図書館で、なんとも重厚で素晴らしい雰囲気!


『世界でもっとも美しい大学図書館』とも言われているそうで、1712年から約20年掛けて建てられたんだそうです。



聖パトリック大聖堂
ダブリンの聖パトリック大聖堂は1191年に創設されました。
現在は、アイルランド国教会の管轄で、ダブリンに2つある国教会の大聖堂のうち大きいほうです。アイルランド島全体でも、最大の教会です。


ダブリンでの食事
お昼は再び、シチューです。夜は、サーモン。
やっぱり、ポテトは形を変えて必ず出てきますね・・・


妖精が出てきそうな可愛い村、アヴォカ村
最後に訪れたのは、アヴォカ村!ここも、妖精が出てきそうな、とっても可愛い村ですね!





小さな町ですが、実はアヴォカ村は世界でも有名なものがあります。
それは毛織物!!1723年に、アヴォカ村でスタートした『AVOCA』は、今ではとっても注目されているブランドとなりました。
上質な毛糸でつくられたカラフルな毛織物は、英国王室にも愛されていて、また今は世界中で人気を集めているんだそう!
手織り作業の『工場見学ツアー』も出来ますよ♪




日本でも、最近、人気が出てきているんですよ。
気になった方はチェックしてみてね。
まとめ
アイルランドの旅、いかがでしたでしょうか。
素晴らしい景観とケルト文化の融合した国!!
とっても可愛いらしい町も多く、ゆっくりとまた訪れたいところですね。
おススメは、花の綺麗な初夏です。遠いようですが、イギリスから飛行機で1時間程!!ぜひ、一度訪れてみてくださいね~!
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