アルガンオイルってどんなものなの?モロッコで作られているって聞いたけれどシルビーは知ってる?
髪につけるととってもサラサラになる魅力的なオイルよ!モロッコに行った時のお土産にいつも買っていたわ!どんなオイルか紹介するわね!
モロッコ産のアルガンオイル。日本でも最近よく販売されるようになったので聞いたことがあるかもしれませんね。
特に髪につけるとサラサラになるということで、くせ毛の方はどんなオイルか気になっているいるのではないでしょうか。
私がアルガンオイルに出会ったのは約15年前(2010年頃)。添乗で初めて行ったモロッコでお土産にするなら良いと勧められました。まだ、その頃は日本ではあまり知られていなかったので、モロッコに行くまで使ったことはなかったです。
元々、髪がとても硬くてくせ毛が強かったので、何か良いものはないかと探していたのですが、アルガンオイルはオイルでありながらサラサラしていてつけていても爽やかなので、その時以来手放せなくなりずっと使い続けています。
くせ毛の硬い髪で悩んでいる方には是非おすすめしたいので、ここではまずアルガンオイルがどんなものか紹介しますね。
純度の高いモロッコのアルガンオイルは現地まで行かないとなかなか手に入りませんが、日本でも販売されるようになったので、私が普段使いしている商品を紹介します。
色々な種類もあるので、気に入ったものを試してみてくださいね。
ヤギが木登る写真が衝撃的なアルガンオイルの木
それでは、まず、アルガンオイルがどのように作られているか紹介しましょう。
ヤギも大好きなアルガンの木はモロッコ南西部のみで育ちます
元となるのはアルガンの木に成る実をすり潰すのですが、この木がとても面白くて衝撃を受けます。そう、現地のヤギが木に登っているのですね。
この目を引く現象は、モロッコ南西部とアルジェリア西部の一部地域に固有する節くれだった幹を持つとげのある木であるアルガン (アルガニア スピノサ) で発生します。世界中でもアルガンの木が育つのはこの地域だけです。
アルガンの木に実がつくのですが、この香りがとても良いので、ヤギは枝に引き寄せるられるのですね。ヤギが木の上に登ること自体あまり見られない光景なので驚きますが、10m近い高さの上の木の上をヤギが躊躇なく飛び回る姿を見ると、よっぽど素晴らしい香りなんだろうな、と思ってしまいますね!
アルガンオイルが作られまでの工程
モロッコのアルガンオイル工場へ行くと、アルガンオイルの製造工程が見られます。種子はとても硬いので石で割りまる。これは全部手作業!とても手間のかかる工程ですね。
さらに、割った実の中身の白い部分を集めて石臼で轢き、ペースト状にまずはすり潰します。最後に液状になったところを熱しながら混ぜ続け、じっくりとオイルを絞り出します。
何人もが掛けて1日に作れるオイルの量はわずか何リットルほど。さらに1リットルのオイルを生産するには、60kg近く(木2本分)が必要と言われており、とても貴重なものだと分かりますね。
アルガンオイルは英語でなんという?
アルガンオイルは英語では、「Algan Oil」と表記します。モロッコでしか育たない木から取れるオイルを使用することから「Morocco Hair Oil 」と記載されていることもあります。
アメリカをはじめとする日本以外の外国でもアルガンオイルの効力は認められていて美容品として多く販売されています。しかし、希少品であることは変わりなくやはりモロッコ以外の国で購入する分にはかなり値がするようです。
アルガンオイルの魅力とは?くせ毛を改善するためにおすすめ
アルガンオイルの髪への利点
アルガンオイルは美容目的以外にもモロッコでは食用としても使われていたりさまざまな使い道があります。その中でも、特に髪質改善にはおすすめできます。
アルガンオイルの髪への利点は、潤いや輝きを与え、また保護することで切れ毛から守るというということです。
アルガンオイルにはビタミン、ミネラル、抗酸化物質が豊富に含まれています。髪に潤いを与えて柔らかくするのに役立つだけではなく、自然に髪の弾力性を高め、鈍くて元気のない髪に輝きを取り戻すのに役立ちます。
アルガンオイルの欠点
このように素晴らしい効果のあるアルガンオイルですが、使用にあたっての欠点はないのでしょうか。気を付けなくてはいけない点としては、アルガンオイルにはナッツオイルが含まれているため、アレルギーのある方は医師に相談してから使用するようにしてください。
また、アルガンオイルの匂いは、ナッツを少し焦がしたような匂いがします。この匂いが好きな人もいるのですが、どうしてもダメだという方には向かないかもしれないですね。香料と混ぜたものは、アルガンオイル100%のものと比べて匂いはあまりしないので、日本で販売されているものであればそれほど心配しなくても良いかもしれません。
アルガンオイルの使用方法
アルガンオイルは通常、ほとんどの髪質に使用できます。ただし、必要に応じて塗布方法を変えたり、別の種類のアルガンオイルを使用したりする必要がある場合があります。
太い髪、縮れた髪、または濃い色の髪の方であれば、アルガンオイル100%のものを使用しても問題ないのですが、細い髪、または油っぽくなりやすい髪の場合、強力なアルガンオイルだと髪が重くなる可能性があります。
純粋なオイルの代わりにアルガンオイルを使用した製品が多く出ているので、自分の髪質にあったものを探すのが良いですね。むしろ、日本でアルガンオイル100%はなかなか手に入らないかもしれません。
アルガンオイルを塗るときは軽いタッチで、頭皮から離れた毛先を中心に塗るようにしましょう。頭皮に近いところにたくさん塗ってしまうと重い感じになってしまいます。
おすすめのアルガンオイル
モロッコ旅行の際には、かなり多くのアルガンオイルを仕入れていたのですが、さすがになくなってしまったので、日本で販売されているアルガンオイルを色々試してみました。15年以上アルガンオイルを使い続けている私がおすすめのアルガンオイルを紹介します。
おすすめのLUCIDO-L(ルシードエル)アルガンオイル
普段使いのアルガンオイルとして私が最終的に落ち着いたのが、LUCIDO-L(ルシードエル)のアルガンオイルでした。5種類のオイルが販売されていて、髪質やスタイリングに合わせて使い分けすることができます。
EXヘアオイル…猫っ毛、細く柔らかい髪の人におすすめ
サラサラタイプで上質な軽めのオイルです。匂いはほとんどありません。
EXヘアオイル リッチモイスチャー…硬めの髪質の人におすすめ
私は、EXヘアオイル リッチモイスチャーが一番髪質にあっていたので、この商品を使っています。フローラルな香りと書いてありますが、ほとんど匂いはないので、匂いが気になる人も問題なく使えます。
EXヘアオイル シアーグロス…輝きに満ちたツヤを持続した人に
サラサラ感よりもツヤ感にこだわりたい人向きのオイルです。
EXヘア リペアオイル…ダメージ補修タイプ
こちらは上記の3つのさらさらオイルとは違いジェルオイルです。傷んだ髪を内部と外部から補修してまとまる髪にします。個人的にはさらさらオイルの方が好きなので、1度使ったきりですが、ジェルが好きな人には良いと思います。
EXヘアオイル うねり・くせケア
こちらも同じくジェルタイプのオイルです。湿気を抑え、うねり戻りを抑えるのでくせ毛の人におすすめです。
ディープモイストヘアクリーム
オイルではないのですが、アルガンオイルと一緒に普段使いしているのが、ディープモイストヘアクリームです。アルガンオイルは夜寝る前に付けておいて、朝の髪のスタイリング時にはヘアクリームを使っています。
純度100%のアルガンオイル
おすすめしたLUCIDO-L(ルシードエル)はアルガンオイル配合となっていますが、100%の純度ではありません。せっかくなら純度100%のアルガンオイルを使ってみたいという方にはこちらをおすすめします。
純度100%のアルガンオイルはにおいなど気になる人もいるので、最初はまず少量のものから試してみると良いですね。
まとめ:くせ毛で悩んでいる人はアルガンオイルを試してみて
日本でも美容に良いと人気が出ているアルガンオイル。モロッコの一部にしか生息しない木から取れる実でつくられるとても貴重なオイルです。
アルガンオイルは、ビタミン、ミネラル、抗酸化物質が豊富に含まれているため、髪の健康を守ることに一役買っています。特にくせ毛や硬い髪に悩まされている人は、髪がサラサラになるので一度試してみてください。
なかなかアルガンオイル100%の商品を日本で見つけることは難しいですが、いくつか試した中で一番気に入って長く使っているLUCIDO-Lの商品を紹介しています。アルガンオイル独特のにおいもほとんどなく使いやすいですよ。
コメント