私の大好きな国、ニュージーランドの中でも、ペンギンに実際に会える場所、ダニーデンを紹介するわね!
ペンギンさんに実際に会えるなんて、とっても嬉しいね♪
シルビーの添乗員としての最後のツアーは、ニュージーランドでした。
とっても大好きな国なので、じっくり紹介していきたいと思います。このツアーは12日間の長丁場で、北島と南島の両方を巡りました。
通常のニュージーランドのツアーに比べて、メジャーな観光地に加えてダニーデンが加わっています。ダニーデンでは、野生のペンギンに出会うことも出来るんですよ!
ダニーデンってどんな町
ダニーデンは、ニュージーランドの南島の中でも、南東部に位置する町。
元々、ニュージーランドは、オランダ人によって発見され、その後イギリスによって殖民地化されたのですが、ダニーデンにはスコットランドからの移民が多く移り住みました。
その為、スコットランドの伝統を反映した街並みが整備され、ヴィクトリア朝様式とエドワード朝様式の建築物が多く残り、ニュージーランドのエジンバラとも呼ばれています。
少し、郊外に出ると、ニュージーランドの中でも珍しい野生生物を見る事ができるのも楽しいですね。
それでは、早速、ダニーデンの市内観光を始めましょう!
ダニーデンの市内観光
まずは、ダニーデンの中心部に向かいます。ここでは、市内屈指の歴史を誇る建物の数々を見る事ができます。
オクタゴン(8角形広場)のセントポール大聖堂
オクタゴン(8角形広場)の前にそびえ立つ、セントポール大聖堂に入ってみましょう!この荘厳な大聖堂は、20世紀に建造されたもので、中に入ると美しいステンドグラスがキラキラと輝いています。
この協会だけの特別なステンドグラス・・・それは、ステンドグラスの中にペンギンを見る事が出来るということ!世界中探しても、ステンドグラスの中にペンギンがいるのはここだけではないでしょうか!
さて、どこにいるか分かりますか?
ダニーデンの市庁舎
大聖堂のすぐ側にある、ビクトリア様式の素晴らしい建物は、ダニーデン市庁舎です。
中に入ると、建築当時と同じまま、市議会あります。
ここでの必見は、正面玄関の上に設置された時計台やアーチ型の窓、そして石細工です。
ダニーデン駅
1906年に完成したダニーデン駅は、黒の玄武岩にオアマル産の白い石灰岩の縁取りが特徴的な、豪華なフレミッシュ・ルネッサンス式の建物です。
改修はされましたが、現在も、当時の壮麗さをそのまま残していて、駅の中の装飾もとってもオシャレです。
床には、英国王室御用達のロイヤル・ドルトン製の磁器タイルが多く敷き詰められていて、そのモザイクにも美しさがちりばめられています。
プラットフォームは全長約1kmあり、毎年10月には、ファッションショーが行われるのです!
今でも、このダニーデン駅から観光用列車が出発しています。
ダニーデンの街中
ダニーデンの街中を歩いていると、こんな銅像もありました!
さすがペンギンの街ですね。
他にもペンギンの看板や、お店の覗いてみると、もちろんペンギンのぬいぐるみなどが販売されています。
ダニーデンでペンギンに会いに行こう
世界には、18種類のペンギンがいるのですが、ニュージーランド国内では、7種類のペンギンをみることが出来ます。
ただ、そのうちの3種類は、島でしかみることが出来ないので、北島・南島で見れるのは、4種類のみとなります。
そのうち、ダニーデンで出会えるのは、イエローアイドペンギンと世界で一番小さい、小型ペンギン!
リトルペンギン・フェアリーペンギン・ブルーペンギンとも呼ばれています。
ペンギンプレイス
ペンギンに会うためには、ペンギンプレイスに行きます。
ここは、イエローアイドペンギンを保護するために作られた施設です。
ケガをしたイエローアイドペンギンは、ここで手当を受け、治ったらまた野生へと帰っていきます。
ビーチで野生のペンギンが上がってくるのを待つ
小型ペンギンは、ビーチに行くと、野生のペンギンが岸から上がってくるのを見る事ができます。
夕方頃が一番良い時間です。野生のペンギンなので、もちろん会えるかどうかはその日の運次第…
あ、少し遠いけれど、帰ってきたみたい!
ダニーデンのその他の観光地
今回のツアーでは行きませんでしたが、ダニーデンには、他にも素晴らしい観光名所がたくさんあります!時間があれば、是非1泊して、ダニーデンの旅を満期してくださいね!
ラーナック城
ニュージーランドはまだ歴史の浅い国なので、広大な土地を旅していても、あまり城を見かけることはないのですが、ここダニーデンには、2つの城が建築されました。
もう1つの城は、残念ながらすでに廃墟となっているので、ニュージーランドで現存するのは、このラーナック城のみ!
1873年から14年の月日を掛けて建てられた城の中には、43の部屋や大広間があります。
現在は、観光名所として、城内と庭が一般に開放されていて、また一部は宿泊施設としても利用されています。
ダニーデン植物園
ダニーデン植物園は、ニュージーランドで最も古い公園で、1863年に開園しています。
園内には、なんと、6,800種もの色々な植物が生息していて、多くの鳥の声も聞こえてきます。
28ヘクタールもある園内には、ショップやカフェもあるので、ゆっくり散策を楽しんだ後は、お茶を楽しむこともできますよ!
まとめ
ニュージーランド南島の南東部にあるダニーデン、いかがでしたでしょうか。
スコットランドの雰囲気が残る、とても可愛い町で、ペンギンと会える場所というのがすごくうれしいですね。
ゆったり日程を組めるのであれば、是非、ニュージーランド旅行の行程に加えていただきたい場所です。
電車でも、行くことも可能です。
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