ホテル志摩スペイン村に宿泊することにしたんだけれど、夕食はどんな感じなの?
夕食はスペイン料理と日本料理から選べるんだ!せっかくだからスペイン料理をおすすめするよ!
旅に出た時の楽しみはなんと言っても食べ物ですね!旅館では多くの場合、豪華な会席料理が出されることが多いですが、ホテル志摩スペイン村に行ったら、せっかくだからスペイン料理を楽しんでみたいもの!
今回、志摩スペイン村で、スペイン料理の夕食をいただいたので、その時の様子をレポします(2023年9月)!
志摩スペイン村の夕食は日本料理とスペイン料理から選べます
志摩スペイン村の夕食は、基本的には日本料理とスペイン料理から選ぶことができます。ただし、土日祝などの特定日はバイキングプランのみとなるので気を付けてください。
日本料理とスペイン料理のレストランは別々の場所にあるので、グループで日本料理とスペイン料理といった違うコースを選ぶことはできません。
予約サイトで、予めコースを選んでおく必要があります。
日本料理、スペイン料理と共に、【お料理重視プラン】と【秋ディナー】などの季節ごとにメニューが変わる基本料理が用意されています。
【お料理重視プラン】では、志摩ならではの、『伊勢エビ』と『あわび』が追加されます。スペイン料理のコースでは伊勢エビはパエリアに乗ってきます。
志摩スペイン村の夕食は、レストラン『ヒラソル』で
スペイン料理の食事会場は、レストラン『ヒラソル』です。
夕食の時間は、18:00、18:30、19:00から選べますので、予約の際に希望の時間を選んでおきます。
残念ながら、志摩スペイン村では、浴衣ではレストランには行けません。お風呂に先に入っているので、また服を着るのは面倒なのですが、レストランでのコース料理なので仕方ないですね。
レストラン『ヒラソル』は、1階ロビーの奥を左側へぐるっとまわった場所の左側にあります。建物自体がスペイン風の中庭を取り囲む正方形の形をしているので、建物の構造に慣れるまでは少し迷ってしまうので気を付けて!
レストランに入ったら、席まで係の方が案内してくれます。
レストラン『ヒラソルの』中の様子
レストラン『ヒラソル』の中に一歩入ると、まるでスペイン南西部の料理屋さんに紛れ込んだかのような装飾が目に入ります。
アンダルシア地方の装飾をされているのでしょうか。可愛らしい小物などもさりげなく置かれていて凝ったつくりです。
壁には多くの絵皿が飾られていてますが、これはスペインを中心とするヨーロッパで良く見られる光景。昔は、白い皿を作る技術がなく中国から輸入するとても高級なもので、客人に自慢するために飾っていたそう。
奥に見えるのは、とてもカラフルなスペインタイルです。スペインタイルの歴史は古く、8世紀にイスラム文化が入ってきたのと同時に作られるようになりました。イスラムのアラベスク模様や緻密な幾何学模様にスペイン独特の色鮮やかなデザインが入り交じり、スペイン独自のタイル文化が出来上がったのです。
スペインのタイル文化には「クエルダセカタイル」と「マヨルカタイル」という2つの代表的スタイルがあります。マヨルカタイルは筆を用いてタイルにデザインを施し、色を線と面で表現する方法で、動植物や風景、日常生活が描かれているのが特徴です。
『ヒラソル』でいただいたスペイン料理の夕食メニュー
それでは、さっそく夕食をいただくことにしましょう。席に着くとすでにテーブルにはフォークとナイフが2本ずつ用意されています。最初にアレルギーの有無を聞かれました。そして、ドリンクメニューを渡されます。
本当ならワインやシャンパンを頼みたいところですが、我々は飲めないので、ノンアルコールのシャンパンシャルドネとカシスオレンジを頼みました。
本日のメニューです!1品ずつ運ばれてきます。
ピンチョス(おつまみ)とガルシアパン
頼んだドリンクが到着した後、最初の1品が運ばれてきます。とてもカラフルなお皿にのったピンチョスの盛り合わせ5品!ピンチョスはおつまみという意味で、スペインの居酒屋で最初によく出されます。
ピンチョには爪楊枝という意味があり、その複数系でピンチョスなのですね。
本日の5品は、白アスパラのピクルス、生ハムと硬いパン、野菜のテリーヌ、鴨、スペイン風オムレツ(ジャガイモの入った卵焼き)です。
ピンチョスと一緒に、パンも出してくれます。スペインのパンの中でも美味しいと人気のしっとりとしたガリシアパンです。バターを付けて食べるととても美味しいのですが、後からたくさんお料理が出てくるので食べ過ぎてしまわないように!
2品のホットタパス
次はホットタパスです。最近、日本でもタパスという言葉は良く知られるようになりましたね。小皿料理のことですが、ピンチョスとの違いは、ピンチョスは一口で食べられるのに対して、タパスは一皿料理であり、フォークと一緒に出されます。
タパスには、「乾き物」「冷菜」「温菜」とあるのですが、今回は2品のホットタパスが出されました。左がクロケッタ(コロッケ)で右が野菜のキッシュです。
白身魚のブランチャ 紫芋のソース
次は白身魚のブランチャです。白身魚はスズキでした。ブランチャとは、鉄板焼きという意味で、皮までこんがり焼かれているので、そのまま全部食べることが出来ます。白身魚以外にも、ホタテとエビ、インゲン豆が入っています。
ソースは紫芋で、柔らかいクリームの味がしたので、多分生クリームが使われていると思います。自宅でも再現してみたい味でしたが、作り方は企業秘密でしょうか・・・
スペイン産イベリコ豚のグリル 赤い果実のソース
メインが出てくる前に、新しいフォークが2本とナイフ、スプーンがセットされました。
メインはイベリコ豚のグリルで、しっかりと網の焼き色がついています。柔らかくて美味しかったです。結構、たくさんの量がありました。サイドにはキノコ焼いたものが一緒に。
3種のベリーを使ったソースを付けて一緒に食べるのですが、甘酸っぱくてパンにも合うソースです。
海の幸のパエリア
お料理の最後は海の幸がたくさん乗ったパエリアです。取り分けてくれるのですが、先に写真を撮っておきますか、と聞いてくれました。
エビ、イカ、アサリといった海の幸がたっぷり入っていますが、中には栗も入っています。【お料理重視コース】を選択すると、ここにさらに伊勢海老が追加されるそうです!
デザートと飲み物
最後はデザートとコーヒーですが、コーヒーが苦手な場合は紅茶かジュースに変更してもらえます。
デザートはブドウのケーキに果物、緑の丸いものはチョコレートです。
『ヒラソル』の本格的なスペイン料理の夕食で満足!
ホテル志摩スペイン村の『ヒラソル』での夕食は、とてもしっかりとしたスペイン料理のフルコースで、お腹いっぱい大満足でした。
小まめにフォークやナイフを変えてくれるサービスは素晴らしかったです。また、それぞれのお料理で使用されているお皿もスペインらしい明るい綺麗なもので、料理の彩りも良く、目でも楽しませてもらいました。
ホテル志摩スペイン村では、夕食に和食も選べますが、せっかくなので、是非スペイン料理のフルコースを食べてみることをおすすめします!
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