先日、まちボランティアとして活動したのに続き、今回は万博会場のボランティアを経験してきました!世界各国からの訪問者を迎える場で、英語を使いながら国際交流できる貴重な機会。実際に参加してみると、多くの人と触れ合いながら、ボランティアの楽しさとやりがいを改めて感じました。
万博の会場ボランティアは、パビリオン案内やインフォメーション業務など、さまざまな役割があります。私は会場内で訪れた方への案内を担当したのですが、外国からのお客様には英語を使って会場の場所やイベント情報を説明しました。まちボランティアの経験があったおかげで、自信を持って対応できたのがよかったです。
「日本の文化に興味があって、ぜひ楽しみたい!」と話してくれたお客様も!おすすめのパビリオンやレストランを紹介しました。英語を使ってスムーズに会話ができると、国境を越えたつながりを感じられるのが嬉しかったです。
また、ボランティア同士の交流もあり、万博に関わる人々とのネットワークが広がるのも魅力のひとつ。異なる背景を持つ仲間と協力しながら活動することで、視野が広がり、充実した時間を過ごせました。

万博会場のボランティアにはどんな役割があるの?
万博のボランティアには、来場者のサポートや会場の運営をスムーズにするためのさまざまな役割があります。どの役割をしたいかは自分で選ぶことが可能で、行いたい役割の研修をウェブサイトで予め受けます。私は主に東と西エリアのエリカ活動を選択し、今回は西エリアでのエリア活動を経験し、実際に現場で活動してきました。ここでは、具体的なボランティアの業務について紹介します!
①エリア活動(東・西エリア)
来場者が万博を快適に楽しめるように、会場の案内やイベント時間の案内を担当します。道に迷った方にパビリオンの場所を教えたり、混雑しているエリアを案内したりと、さまざまなサポートをします。私は英語を使いながら外国人観光客の対応をすることが多く、「英語で話すのは緊張するけど、伝わるとうれしい!」という気持ちになりました。
②運営補助活動(アクセシビリティセンター)
障がいのある方や高齢の方が安心して会場を回れるように、サポートを行うエリアです。車椅子やベビーカーの貸し出し、休憩スペースの案内など、訪れるすべての人が快適に過ごせるように工夫されています。
③運営補助活動(迷子/ベビーセンター)
万博ではたくさんの人が訪れるため、迷子になってしまうこともあります。ここでは、迷子になったお子さんの保護や、ベビーカーの貸し出しなどベビーケアが必要な方へのサポートを行います。
④運営補助活動(医療救護施設)
万博会場は広く、一日中歩くと疲れてしまうことも。体調を崩した来場者の対応を行うのが、この医療救護施設です。熱中症や軽いケガをした方に休憩場所を案内したり、必要に応じて医療スタッフにつなげる役割があります。
⑤運営補助活動(リユース食器回収拠点)
万博では環境への配慮として、リユース食器の使用が推奨されています。ボランティアは食器の回収を来場者に呼びかけ、きれいにリユースできるようにサポート。こうした取り組みの一環として、「エコな万博」を実現するための大事な役割を担っています。
万博ボランティアの準備ガイド!応募から当日までの流れ
万博のボランティアに参加するには、事前の準備がとても大切!私は今回、英語を活かせるボランティアに挑戦したくて応募しました。実際に参加するまでの流れを、体験談を交えながらご紹介しますね。
ボランティアに参加が決まると研修の受講が必要となります。研修では、万博の基本情報やボランティアの役割について学ぶと同時に簡単な語学の研修もあります。
英語で実際に案内するために気をつけていたことは簡単な言葉で分かりやすく伝えること。例えば、道案内のときは「Go straight and turn left at the big sign!」のように、シンプルな英語で伝えるのがコツ。ジェスチャーを交えながら話すと、より分かりやすくなります。
4月になるとボランティア用のユニフォームを受け取りました。Tシャツとベスト、帽子とバッグがセットになっていて、これを着て活動します。他にも会場に入るためのパスもセットしておきます。まちボランティアにも参加する場合は一緒にユニフォームが届くので別々に分けておいた方が良いです。実際私はパスを入れるケースを間違って使っていました。
ボランティア当日の持ち物としては、Tシャツとベスト、帽子、バッグの他に必ずパスを忘れないようにしましょう。他にもあった方が良いと思ったのは、メモ帳、ペンでした。

万博会場ボランティアの当日の流れ—リアルな体験談!
万博のボランティアに参加して、実際に会場で活動してきました!今回は、英語を活かしながら世界中の人と交流できる貴重な経験でした。ここでは、当日の流れを体験談としてご紹介します。
①東ゲートから入場!西ゲートへ向かうも迷子に…
朝、早めに東ゲートから入場し、西ゲートにあるボランティアセンターへ向かいました。ゲートは事前に顔認証しているのでスムーズに通過することができました。東ゲートのスタッフ入口は地下鉄から上がってきて会場に向かって右端にあるため、駅をぐるっとまわることになります。エレベーターで上がった方が近くて済みますね。
東ゲート付近はテストランの時や個人でも訪れたことがあったのですが、西ゲートは初めてでボランティアセンターの場所が分からず迷ってしまうことに…。事前に地図を確認しておけばよかったと反省しつつ、スタッフの方に案内してもらい、なんとか到着!
②ボランティアセンターで準備開始
集合時間は12時で、活動開始は1時。センターに入ると、まず「どのセクションか?」と聞かれました。事前にメールで通知されていたようですが、私はそのメールを見つけられず、少し焦りました…。
その後、ボランティア用のユニフォームに着替え、決められたロッカーに荷物を預けます。準備が整ったら、指定された席に座って待機。

③リーダーからの説明&活動開始!
1時になるとリーダーから説明がスタート。 その日のイベントや注意事項をメモしながら、どんな対応が必要かを確認しました。今回は「いのちパーク」付近での案内業務を担当することに!
リーダーの指示に従い、決められた場所へ移動し、いよいよ活動開始。3人か4人一組になって活動をします。外国人観光客から「Where is the Japan Pavilion?」と聞かれ、英語で案内する場面もありました。緊張しましたが、ジェスチャーを交えながら説明すると、しっかり伝わったようでホッとしました!
事前に聞いていた話では外国人のお客様は全体の1割程度とのことでしたが、体感2割~3割くらいいらっしゃる気もします。
実際に聞かれて一番困ったことは自分自身がまだどこに何があるか把握できていなかった点。活動場所の近くで食べることができる場所、特定のパビリオンへの行き方など一緒に地図を見て探しましたがボランティアの回を重ねるごとにスムーズに答えられるようになれれば良いと思いました。
ただ、基本的には知らないことはボランティアでは答えずに案内所の場所をお伝えすることとなっています。当日のイベントの場所や時間は事前に調べて答えられるようにしておきたいですね。

④休憩&後半の活動へ
1時間程活動を行った後、一度ボランティアセンターへ戻り約1時間15分の休憩となりました。休憩中は好きに過ごして良いのですが、上着などを羽織ってボランティアスタッフとは分からないようにして出掛けます。社員食堂もあるんですよ。好きなものを買ってきてボランティアセンターで食べることも可能です。
休憩後は別の場所で活動することに。30~40分の活動の後、途中で大屋根リング下へ移動。西日が差してくる時間なので、影があるところで活動できたのは助かりました。ここでも15分の休憩があり、少し座って体力を回復しながら活動を続けました。
⑤活動終了!報告をして帰宅
4時40分~50分に集合し、ボランティアセンターへ戻ります。席に座ってその日の活動報告を行い、気が付いたことなどを話し合います。壁に他のボランティアスタッフからの情報も書かれているのでチェックすると良いですよ。自分でも気づいたことがあったら付け足しておきましょう!最後にロッカーから荷物をすべて取り出して終了!長時間の活動でしたが、充実感があり、「また参加したい!」と思える経験でした。
まとめ:英語を活かして世界中の人と交流できた万博ボランティア体験
万博のボランティア活動に参加し、実際に会場ボランティアを経験しました。まちボランティアに続き、万博会場での活動を通して、世界各国の訪問者と交流できたのはとても貴重な体験でした!特に外国人観光客への案内では英語を活かしながら対応し、国境を超えたコミュニケーションの楽しさを実感しました。
会場ボランティアにはさまざまな役割があり、私はエリア活動を担当。訪問者の誘導や会場案内をする業務では、迷った方へのサポートが重要になります。
ボランティアに参加するまでの準備も重要で、研修では基本情報や対応のポイントを学びました。英語でのコミュニケーションに不安があっても、シンプルな言葉とジェスチャーを交えることでスムーズに対応できることを実際に経験し、自信をつけることができました。
活動当日は、集合からユニフォームの準備、リーダーの説明、そしていのちパークでの業務と進みました。1時間半の休憩を挟みながら午後の活動へ移行し、大屋根リング下での案内業務も経験。最後に活動報告をしてボランティアセンターへ戻り、無事に1日が終了しました。
英語を使って国際交流ができる、やりがいのあるボランティア活動!今後も会場で頑張って活動していきますよ!ボランティアのみなさん、一緒に頑張りましょう!

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