【通訳ガイド】仕事で大切にしたい事~細かい指示を見逃さないで~ - いつかは素敵な通訳ガイド

【通訳ガイド】仕事で大切にしたい事~細かい指示を見逃さないで~

通訳ガイド
シルビー
シルビー

どんな職業でも、大切なことって共通だと思うけど、通訳ガイドが特に気をつけたいことは何?

ペッチー
ペッチー

そうだね、色々あるけれど、仕事をする上で一番大切なことを今回は話すよ

ガイドでなくても、どんな仕事でも、社会人として守らなくてはいけないルール、というものがありますよね。

遅刻をしない、報告をする、レポートを期限までに出す・・・など、当たり前の事で、これが出来なければ、仕事を失ってしまいます。

通訳ガイドや添乗の仕事でも、そういった事はもちろん出来ていないとダメですが、ガイド(添乗員)として旅程を進めるに当たって、必ず気をつけなくてはいけないことがあります。

FIT(個人客)のお客様なら、多少の融通が効きますが、団体客の場合は、必ず決められた指示に従わなくてはいけない、ということです。

今回は、私自身、過去に失敗した例を含めて、指示に従うことの大切さについて書いてみますね。

ガイドは単独の仕事

ガイドは現場では1人

ガイドや添乗員は当たり前ですが、基本的に個人での仕事となります。


もちろん、デビューまでに研修はありますし、先輩に付いて最初の1回くらいは、アシスタントとして現場に出ることもあります。
しかし、デビューしてしまえば一人。

お客様も行き先も一緒に働くガイドや添乗員、ドライバーも毎回変わるので、どうしても対応はケースバイケースになってきます

考えて行動するのは自分自身


こんな時どうする?というのは自分で考えて動かなくてはいけません。
ただ、エージェントを通じての仕事の場合、相談+報告は絶対に必要。


自分で判断しなくてはいけないけれど、勝手に決定するのはダメ。
慣れるまでそのバランスが難しいですね。

いっそマニュアルがあれば楽なのに・・・
でも、実際のところ、ありとあらゆる色んな事が起きる現場において、マニュアルで決められた対応なんて無理ですね。

マニュアルなんてあれば、ものすごい分厚い本になって、それを読んで覚えるだけで負担になってしまいそうです。


マニュアル通りに仕事を今までしてきた人、そうするのが好きな人にとっては、考え方を変えていかないと少し戸惑ってしまいそうですね。
かと言って、すべて自由にやって良いかというとそうでもない。
ガイド(添乗員)のお仕事って本当に難しい!

仕事を受けたら必ずしなくてはいけない事

仕事の種類

個人でガイドの仕事を始める人はあまりいないと思うので、最初はどこかのエージェントからお仕事をもらうことが多いのではないでしょうか。


ガイドの仕事は、初めは空港とホテルのアテンドから、半日観光、日帰り旅行、そして宿泊を伴う旅行とだんだん移動距離も仕事時間も増えてくるようになります。  


アテンドの場合は、特に案内をする必要はありませんが、お客様の名前確認やホテルのチェックインのお手伝いといったことを行います。
半日観光からは、バスの中や観光地でのガイディングを行うことになります。


ただ、空港とホテルのアテンドだから簡単、というわけではありません。
人数を数えてバスに乗せて出発すること、これだけでもきちんと打合せしていなければ、失敗してしまうこともあるのです。


ガイドになったら、まずは、アテンドの仕事の時から、しっかりと基礎を積んでいきましょう。アテンドの仕事の経験は、実際にガイディングをするようになってからも、必ず必要となってきます。

仕事を始める前には


仕事の仕方のマニュアルはないと書きましたが、どんなお仕事でも、エージェントから基本的な指示がもらえるはずです。
ガイドに出る前には、必ずこの指示をきっちり読んで理解しておくことが大切。


出来れば、最初から最後までの一連の流れをイメージトレーニングしておくのが望ましいです。


何度も同じような仕事をしていると、つい、どうせ前と同じだろうと、きちんと指示を読まないで 出てしまうこともあるかもしれません。  
しかし、受付場所の変更や、バス会社の変更、ホテルの変更、お客様との合流時間等、細かい修正は随時行われています。


知らなかったと言うのは言い訳になりませんし、何よりちょっとした指示の見過ごしで自分自身が大変な目に遭います。  
そして、それが元で失敗すれば、お客様にも迷惑は掛けるし、エージェントからの信頼も失くしてしまい、次のお仕事は、もらえないかもしれません。


例えば、飛行機の到着時間などは、季節ごとに変わる場合があります。
前回のお迎えが18時だったとしても、今回は17時に変更になっているかもしれません。
また、到着時間が変わっていなくても、お客様からの要望で、事前に何か用意をしなくてはいけない指示が出ているかもしれません。


指示は本当に細かく細かく見て、おかしいと思うところは、必ず現場に行く前にエージェントに問い合わせしましょう。エージェントからの指示も完璧ではないので、おかしい点はおかしいとガイド目線で気付くようになれれば、次の仕事も安心して任せてもらえるようになります。  


なかなか自分で失敗を経験しない限り、細かい指示を見過ごしてしまう怖さは分からないと思います。


私自身、最初のころは、この指示をきちんと読むということの必要性を分かっていませんでした(ガイドではなく添乗員の経験ですが)。  
そのため、一度とんでもなく大きな失敗をしてしまった事があります。


それは、たった1行の指示の読み間違いでした。
言葉のほぼ通じない国での出来事でしたが、バスを帰してしまう場所と時間を間違えたのです。  
本来なら、そのバスにそのまま乗って、違う目的地に向かわなくてはいけなかったのですが、バスはすでに帰った後で途方にくれました。誰も助けてくれる人がいない中で、39名のお客様とどうしようかと! なんとか乗り切りましたが、もし乗り切れていなければ、会社として大損害となっていたかもしれないような事でした。
今思い出しても、ぞっとします。


元来、いい加減な性格ですが、それ以来仕事の指示に関しては何度も細かく見る癖が つくようになりました。  


ところで、2018年の通訳案内士試験を受けた時に1つ気になった事があります。 一般常識の試験で『正しいものはどれか2つ選びなさい』という質問がいくつかありました。   試験後、1つしか選ばなかった、という方が結構いらっしゃいました。


更に、試験文をきちんと読まなかった自分を反省するのではなく、試験の出し方が悪い、と言う方が少なからずいらっしゃった事に驚きました。 もし、これが仕事の指示だったとしたら、完全にアウトです。 少なくとも、私がエージェントの側だったとしたら、指示をきちんと読まないで、自分が失敗した事を他の事のせいにする方には次の仕事は頼みたくないと思います。


普段どれだけ注意して色々なことをみているか、ということはこんなところでも現れてきます。
おかしいなと思ったことは見過ごさない、細かいところも注意してみておく、といったことを普段から癖付けるようにしましょう。

まとめ

今回は、通訳ガイドの仕事を受けるに当たって、エージェントからの指示をきちんと読んでおくことがいかに大切か、について書きました


指示を理解した上で、問題があればエージェントに変更を相談したり、提案したりするのは構わないと思います。


しかし、思いこみで行動したり、指示をきちんと読まないまま、仕事に出るのは大変危険です。
実際、1つの間違いで仕事を辞めざるを得なかった人も多くみてきました。
厳しい事を書いていますが、自分自身の経験、また周りの人の経験からの反省です。 参考にしてみてくださいね。

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